2016年4月から電力自由化が始まりました。
簡単に言うと
今までは大手電力会社の専売だったのを他業種も参入させて、価格競争により電気代をもっと安く提供しようぜ!的なコンセプトです。多分
そこは今回の話には関係なくて、各電力会社のサイトにあるシミュレーションの事なんですよ。
電力会社乗り換えを考えてる人が、シミュレーションを過信すると大損するかも?!て話。
楽天でんきってどうなの?
今現在は地方の新規参入電力会社(A社)を使っているんですけど、数年たってくるともっと安いところがあるんじゃない?とか思うのは日本人なら誰でもそうですよね^_^
で、日頃お世話になってる楽天さんのサービスはどうだろう?シミュレーションしてみるか!と、やってみました!
結果、なんと今より更に年間5000円ほど安くなるようです!楽天ポイントもつくし、楽天ポイントで電気代を支払える?!
これで乗り換えない理由はないですよね。すぐ申し込みました。
しばらくするとA社の方から電話があり、
切替えの依頼があったようなので確認のお電話です。ナカジマさんの電気代はかなりおトクになっているはずですが…
シミュレーションしたら現状より安くなるようなので…
おかしいですね…再生可能エネルギー発電促進賦課金及び燃料費調整額はシミュレーションに含まれていますか?
え?ちょっと確認してみますので、また連絡させて下さい
みたいなやり取りがあって、シミュレーションの小さい注意書きを見たら
※シミュレーション結果には燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでいません。
おいおい… で、過去1年分のA社電気代から2つの費用を引いてみたら、ほとんど変わらないんですよね…
そりゃポイント分はおトクだけど、なんか騙された感がして、A社に「これからもよろしくお願いします!」と連絡。
今に至る。みたいな
今回のケースは、大手→A社→楽天でんきで、”A→楽”だとメリットがあまり感じられなくて…
2のルートなら良かったんだけど、今さらですね^_^;
電力会社乗り換え検討中の皆さん!シミュレーションする時は注意書きもしっかり確認しましょう!
電力乗り換えで検索して上位にでてくる会社のシミュレーションを5つくらい確認しましたが、再生可能エネルギー発電促進賦課金及び燃料費調整額が含まれるものもありました。
再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額ってなに?
・再生可能エネルギー発電促進賦課金
年度ごとに月額固定。
2019年5月~20年4月検針分 再生可能エネルギー発電促進賦課金 1kWhあたり2.95円
・燃料費調整額
3ヶ月分の平均燃料費と基準燃料費26,000円との差額により次の月の調整額が決まる。
例:(1月~3月平均29,000円-基準燃料費26,000円)x基準単価/1,000= 1kwあたり10.8円 が6月分
と、複雑な計算が必要で2ヶ月より先の燃調額は現時点では出せません。
シミュレーションでこれが含まれるものは予測される額だと思われます。
シミュレーションの精度を上げるには その1
再エネ発電賦課金、燃調額が
- 含まれないシミュレーション
過去一年分の毎月の電気代-(再エネ発電賦課金、燃調額、消費税)を計算したものと比較しましょう。ぼくが使っていた電力会社は燃調額の詳細が載っていないので計算する必要がありました - 含まれるシミュレーション
過去一年分の毎月の電気代から消費税を引いたものと比較しましょう。ただし含まれないシミュより精度は落ちます。
※参考までに 再エネ発電賦課金、燃調額は月々の電気使用量で増減しますが、ぼくの場合、合わせて700円~1,400円超えもありました。かなりの額なので無視できませんね^_^;
シミュレーションの精度を上げるには その2
それから、どちらのシミュレーションにしても任意の月の電気使用量を入力するのですが、 一ヶ月分を入力しただけで出てくる通年電気代は、入力してない月の使用量を予測しての概算なので信用できません^_^;
毎月の使用量を入力して算出されたその月の金額を12ヶ月分まとめた方が正確です。
そこそこ手間がかかりますが、各家庭の月ごとの電気の使い方はそれぞれ違うものなので強くオススメします。
後で「電気代が安くなるはずが高くなった!」なんてトラブル防止のためです。
まとめ
さあ、ここまでやったアナタなら消費税10%も怖くない!
あわてずじっくり比較検討してベストな電力会社を見つけましょう!
今回ぼくは見送る事となりましたが、楽天でんきは
- 楽天ポイントがつく(200円につき1ポイント)
- 電気代が楽天ポイントで支払い可能(期間限定ポイントでもOK!)
- 申し込みで2000ポイントもらえる!
気になったらコチラ→【楽天エナジー】
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